今日は疲れた〜!
風邪気味のところをおして仕事に行って、17時過ぎに
上がってから、NPO法人の打合せ。
それなりの収穫はあったけど、18時過ぎからぶっ通し4時間、
正直、人事、給与、事業経営の話し合いはこたえる。
その後に、一緒に打合せに参加した別の委員と遅い夕食。

さきほど家に戻ってきて、何気なくTVを眺めていたら、
ピアニストのブレンデルの特集が放映されていた。
彼の演奏はすごくシニカルなイメージがあったけど、
奥さんやらが出演してきて、劇的にイメージが変わった。

実際、奥さんは妙に健康的で、外で馬や動物と戯れているのが
好きなイギリス人。彼女曰く、ブレンデルは私たち家族のように
自然から慰められることがなく、自然と対峙してしまう人。
家族の輪の中にも恐る恐る入ってくる。別の女性のピアニストも、
彼は感情を出すのを恐れ続けてきた人。やっと最近、モーツアルトの
音楽を通して、自分の感情を出そうとしていると。

う〜ん、そうだったのか。古きよき時代の男性としての
ペルソナをイメージしてしまうけど、ブレンデルが難しいことを
言ったり、書いたり、また求道者のような演奏をしているとき、
彼を愛する周りの人々は、ハラハラしながら見守り続けて
きたんだ!

もちろん、人それぞれ。背負っている人生違うから。
本人も好きでそうしているわけじゃない。
孤高のピアニストとして聳え立っているように見えたブレンデル。
しかし、実は、彼を愛する家族や周りの人々に見守られながら、
背負ったものと対峙しながら活動を続きてきたその道程を思うと、
シニカルなブレンデルとは違う一面を垣間見たような気がした。

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