NHK特集が終わった。イラクの特番。
番組を見ながら思ったが、ラムズフェルドほど、
世界中で嫌われている人はいないねえ!

アルジャジーラもアメリカ軍も互いに都合の
いいことしか言っていないし、嘘もつく。
だけれど、ラムズフェルドをはじめとするアメリカ人の
発言が皆の怒りを買うのだ。
いったい、何故…?
ということで理由を考えてみた。

○ダブルスタンダード 理想と現実の乖離が大きいから
○強すぎするから(判官びいき)
○嘘をついたから(大量破壊兵器の不在)
○傲慢(価値観の押し付け)
○独特の風貌

最後のは、半分冗談にしても
どこかの国の首相にも当てはまりそうだし、
我が身振り返らないといけないね。
じいちゃんになってこんな一面持ち合わせていたら、
誰も相手してくれない!保証します。
ラムズフェルドがデイサービス行ったら大変だね。

いずれにしても、これらの点について
例えば、新聞紙面上で識者が継続的に議論することなく、
大衆迎合的、あるいは一面的な報道を続けるような風潮が
続く限り、日本の発言は軽んじられるのかな。
例えば、イギリスやドイツ、フランスでは、身近な
問題として考える人が多いし、そのような傾向を
新聞なども手助けしているからね。

これらの国々や北欧では、国際協力、環境問題、
社会福祉などの分野で、形而上学的な理念、簡単に言うと、
守るべき、追求すべき理念がはっきりしていて、さらに
それに向かって努力することが社会的に認められていて、
皆も割と関心を持っているというか…
硬いとか極端とかというマイナスの面もあるけど、
東アジアからは社会の変革の波は、
生まれないのだろうか…
 

  
そうそう、12月5日に前橋にある整肢園に行ってきた。
そこの職員のAさんと連合いは、福祉関係のスクーリング
仲間というご縁があり、その関係で入所している子供たちに
クリスマスの曲を演奏の依頼があったことがきっかけ。

財布を落としかけるという特技を披露して連れ合いを
ヤキモキさせながら、なんとか時間通りに到着。
子供たちが待っている部屋に行くと、思ったより
重心(重複障害)のこどもたちが多いのにちょっとびっくり。
コミュニケーションを取れる子供たちとじゃれ合いながら、
連れ合いが演奏開始。

クラシックの曲には、あまり反応を示さなかったけど、
宮崎駿ワールドになると、何人か体で反応してくれて、
嬉しいかぎり! スマップの曲でさらに盛り上がり、
森山直太郎のさくらでは、盛り下がった!
みんな正直なのね。乗れない曲は、好みじゃないみたい!

それから食事介助。女の子が相手してくれたけど、
普段は好き嫌いがあって大変ということなのに、こんな
おじさんでも気を使ってくれて、ほとんど平らげてくれた。
感謝です…

その後、Aさんたちと豆腐&ゆばの美味しいお店にお出かけ。
食後、さらに前橋名物の県庁ビル上の景色と味噌焼き饅頭を
堪能してから家路に。疲れて眠い目を擦りながら高速飛ばして、
なんとか無事にナスに帰ってきたのでした!

  

先週、マイスキーのチェロの演奏を聴きに宇都宮に出掛けた。
10年近く前に水戸で聴いて以来。クラシック界大物の演奏会は
随分お久なので嬉しい!

今回の伴奏は、フランスの女流(オボラさんと言ったっけ?)
ではなくて、同じロシア出身の男性の方。プログラム前半は
バッハ無伴奏チェロ組曲1番、ブラームスの「雨の歌」で、
後半はオールロシア。グリンカなどなど。知らない曲が
多かった。全体的にロシア特有の陰鬱な調子。

相変わらずロマンティクな音色がベース。
若干気になる自己アピールの強さが引けて、好感度高し!
演奏するほうも、聴くほうも年取ったせい?

前日、県内ではライアの木村弓さん、リュートのつのださんの
演奏会もあったけど、こちらに賭けて正解。
やっぱり天下のマイスキー。2階席6列目で3,000円は十分です。

相変わらず年配の女性に人気がある。アンコールを7曲も弾いて、
彼女たちを魅了するところは、クラシック界のヨン様だ!
ヨーヨーマが一世代若い女性に人気があるのとは対照的。

私の好みは、スティーブ・イッサーリスとハインリヒ・シフだけれど、
時々、長谷川陽子さんを応援しているのは秘密です…
  

今日の出来事

2004年12月17日 お仕事
今週は仕事でどえらいことの連続。

5月までストックが十分あると言っていたのに
よく数えたら残り1月分しか、16ビット乗算器チップが
残っていないということがあるなんて。その挙句、
特殊なクロックドライバICも不足していると
いうことで、オランダのバッタ屋まで連絡する羽目に。
当方と似たような英語レベルのオランダの
女の人が相手。少し笑っちゃったけど。
きっと変なものを掴ませられるんだろうな。
この世界、偽ものが50%があたりまえだから。
それにしても、設計者がもの探しする大手は
珍しい。赤字事業部の哀しさかな!

そんなことしているうちに20時過ぎてから京都の
病院から装置の調子が悪いので明日すぐきてのSOS。
今まで私が行っていたが、今回はK君に行ってもらうことに。
なんだか恨めしそうな感じでしたが、
心を鬼にして、経験をつんでもらうことを優先!
頑張ってというしかない!
  
午前中に新宿の紀伊国屋から宅配した本と
新品のカーペットが届いた。

お昼は菜食レストランこと葉に。今日は、料理の
お姉さんともう一人手伝いの方。少しお化粧が
濃いことにどきっとしながら、きのことかぼちゃの
カレーをいただいた。美味しかった。思ったより
玄米が膨れて満腹に。残念ながらデザートまでは
たどり着かなかった。

その後、足銀に行って通帳の繰越処理してもらった。
窓口のお姉さんから投資信託のお誘いをいただいたが、
検討中ということでその場は退散。

急いで髪を切りに行って、いい気持ちで寝てしまった。
カットのお姉さん、明日から京都に行くとのこと。
お店を初めてから、はじめて。
なんだか初々しくて切なくて、いいなぁ。

それから明日で会社が最後の派遣の女の人に渡す
お菓子を買ってからお家へ。
お家では、障害福祉部会で問題になっている
グランドデザインに関する厚生労働省の資料、
議事録を打ち出して、一日が終了。
長野で開かれるスペシャルオリンピックスに
出かけるため、2月25日、26日の長野での宿の
手配も完了。
開会式のチケットが入手できればいいなあ…

出来事

2004年11月25日
今日は会社を早めにあがってNPOの事務所に。
予算書の作成の方向付けした後、厚生労働省から
提示のあったグランドデザインとNPOのあり方に
ついて、Oさんと少し話した後、Kさんとも
NPOのホームページの写真のことについて
話することができた。Kさんとしては、引き続き
ホームページの製作を続けた貰いたいとのこと。
当方としては、最終的にはO君にお願いしたいと話を
かわしてから、シュタイナーの感覚論の勉強会へ。

聴覚の話をしているところへY子さんが珍しく登場。
少しふっくらしたかな。
そんなこんなして家に戻ると22時になっていました。

今日は連れ合いが那須高原のFielen Danke!という
チョコ&ケーキ屋とクリスマスアイテム商品を売っている
お店にいきたいということでお昼前にゴー。

まずはチョコを買いに行くことに。
お店の名前は、以前シュタイナー教育関連のつながりで
聞いたお店かなと思いつつ、お店の前に着いたら
シュタイナー系の学校でよく知られているセロハン状の
色紙でできた星型折紙がガラスに貼ってあるので確信モード。
お店のご主人に聞いたら、お子さんを創造の森(シュタイナー
系保育園)に通わせていたとのこと。なるほど!
いろいろごたごたがあったのか、それ以上話そうともしない
ので、その話題はストップ。

お昼は、予め若い女性に人気のあるボリジでいただいたけど、
軽めの食事でお腹が減ったので、那須塩原駅近くにある
行きつけのカフェ(ロイムさん)でお昼用ワンプレートを
いただくことに。

それから那須野が原公園でのんびりした後に、お家にバック。
まだ夕飯に早いので、「もう一人のジャックリーン・デュプレ」の
ビデオを観たら、またもや連れ合いがグスグス。
お姉さんのヒラリーの最後の一言が効いたかな?
それからジャッキーの十八番「エルガーチェロ協奏曲」の
CDを聞きながらお夕飯。なんだかヤルセナイ気分が続くのでした。


パイプオルガン

2004年11月21日 音楽

先ほど近所の教会のコンサートから戻ってきた。
パイプオルガンのコンサート。
曲目は、知らないものが多く、有名な
<トッカータとフーガ>の兄弟分の有名でない
同名の曲も初耳。

コンサートには那須のおいしいコーヒーの工房で
お手伝いしている人に出会った。やさしくて
素敵な方。少しあこがれる人だけど、年も
離れているので連れ合いは怒らない。

コンサートのあと、自転車で近くのお洒落な割烹に
友達含めて夕飯。安くて美味しくて満足して
帰ってきました。お店の名前は遊膳。

そうそう、チケットは教会の人にとって貰った。
Fさん。昨年もお願いしていて、感謝です。
親切で素敵な方。グループホームもやっている。
今年はクリスマスキャロルに参加しようかな?

 


実家ではスパニエルという犬を飼っています。
名前ははなこ。容姿端麗。
愛嬌もあるので(ぶりっ子犬)、散歩に行くとみんなが
集まります。そして若い女の子は顔を近づけたりします。

でも、彼女には人に言えない趣味があります。
何度もやめさせようとしましたが、彼女は大変頑固で
聞き入れようとしませんでした。
なんと…!、永久機関ならぬ永久機関犬。
排泄したものをその場で食するのです!

そして散歩の途中、その趣味を敢行したあとに
近づいてくる何も知らない可愛い若い女の子と、
まるで何事もなかったように
キスしているではありませんか…! 
キャー可愛いと言われていい気になっている!
女の子も匂いに気づかんのか?
秋らしい一日が過ぎていった。
日差しがさんさんと降るはずのインディアンサマー!
その由来はとは別に世界中から冷徹な現実が報告される。
だからこそ、あたたかな目線が欲しい。一息つくために。
田口ランディさんのメールマガジンが途絶えて久しい。
彼女の穏やかな視線があれば、少しは心が気持ちが和むのだけれど

聖子さんの演技

2004年11月17日 TV
最近、松田聖子が翼くんというダウン症の子が
共演したドラマが話題になっていたようで、
久しぶりに早く帰ったら、特集をしていた。

彼女の演技は相変わらずヘタクソだ・・・。
十数年前と全く変わらないレベル。ほとんど奇跡!
まあ、それなりに懸命に役に取り組んでいて好感持てるけど。
旦那さん役は、共演の子にそれなりに思い入れがあった
みたい・・・ 聖子さん以上にウルウルしていましたね。

仕事とは別に立ち上げから関わっているNPO。
自閉症やダウン症の子供が来る。その数少ない経験から勝手に
思うに、人に説明するには暗いことばかりより、明るい話題が
多いほうがいい。暗い話ばかりだと多くの人が離れていくけど、
明るい話題が多いと支援者として頑張ってもらえる。

でも、この先なんだよね。もっと社会の支えや理解が必要になるのは。
学校に入って、それから学校を卒業して・・・
自閉症の光くんのドラマ(こちらは脚本が良くなかった気がする)や
細川元首相の連れ合いの方が代表をされている団体が製作した映画のように。
いずれにしても、このようなドラマを通して、理解の輪、支援の輪がが広がっていけばいいと思う。少しの支援と人への関心があれば、それなりにやっていけるんだもの。
その一翼を担っていきたいな・・・

<人の輪が 闇夜の広がる冬の空を 照らす星となることを願う>
朝のNHK討論で藤原さんや岡本幸雄さんと町村外務大臣の
話のやり取りを聞きながら日曜日がスタート。話を聞きながら
国会のイラク復興検討委員会(正式名は違うと思うけど)のやりとりを
インターネットで確認。町村さんも都合の言いことしか言わないね。
あれだけ委員会の中では議論が深められていたのに。
まあ、政治家だからしようがないか・・・。

お昼は、道に迷って過去に二度も撃退された鳥野目街道沿いの
穀物レストラン「こと葉」に再アタック。
営業時間もしっかりチェックして出かけていったのに
なんと"Close"ではありませんか〜!
今日は特別の臨時休業。もう永遠にお店のお姉さんに
お会いできないなと呟いて連れ合いに怒られながら、
気を取り直して那須街道沿いのラクタさんで
カレーをいただくことに。

帰り際、お客さんが減ったので、お店の奥さんに著名な
造形家であるお父上やお母上と面識あることをお伝えしたら、
板室の老舗旅館の大黒屋の板前さんや創造の森さんの
ことまで話が。月の初めの第1週は、お父上が若手の芸術家に
作品を展示する機会を用意されているとのこと。
ご無沙汰しているので今度出かけてみよっと。

そこで近頃できた演奏スペース「弦楽亭」のことをお聞きして、
そのまま「弦楽亭」を見に行くことに。りんどう湖の近くに位置した
林の中にある洒落た建物。横に住んでいるオーナーに
見学をお願いして建物の中を見せてもらいました。
木造りだけど、えらく響くホール。頑張れば100人は入るかな。
入り口にはカウンターバーがあって、ドリンク付のコンサートも
できるんだろうな。双子のお姉さんと新日本フィルに入る妹さんと
その仲間でつくるお笑い(?ごめんなさい 芸者カルテットという名前
なのでそう思いました・・・)カルテットでこけら落としをしたばかりとのこと。
連れ合いがピアノを弾かせてもらったら、オーナーの方にえらく喜んでもらった
ようで、連絡先などを交換させてもらうことに。後で調べたら、連れ合いが
学生のときにお姉さんと一緒に御前演奏したみたい。奇遇ですね。

その後、行きつけの那須倶楽部でコーヒータイム。いつも元気なお姉さん、
今日も絶好調で涙がでるほど笑わしてくれて、楽しいひとときを過ごすことが
できました。きっとお笑い系なんだよね。

我が家に戻ってからは現実に立ち返り、作りかけの支援費個人負担分等の
請求ソフトの機能追加対応。少し苦労したけど、やっとこさ、だいたいの
かたちにまとまりました。
回路設計者の内職にしては良い出来栄え。
う〜ん、この内容であればお金をいただくことも
できるかなと思いつつ、日曜日が過ぎていくのでありました。

今日は、NHK新撰組のゲンさんが死んでしまって、またもや連れ合いが
TVの前で泣いていました。ヤマナミさんのときほどではないけど。
う〜ん、ヒジカタさんが死ぬときにはどうするんだろ・・・。

今日は紀宮の婚約もすっぱ抜かれて、いろいろ充実した日曜日でした。

こんばんは

2004年11月10日
たった今仕事から買ってきたところ。
今日は一人。連れ合いは東京でお仕事。
さすがに少しさびしい。
この1ヶ月間、3分の1程度しか一緒に
暮らしてないから。

明日は、朝一で装置の様子を見に行かないといけないし、
夕方は仕事を早めに切り上げてNPOと福祉機器展の
実行委員の打合せ、シュタイナー教育の勉強会と
三連荘で大忙し。途中で眠くなりそう。
Zzzzz・・・

横から聞こえるシベリウスのヴァリオリン
コンチェルトが心地いい。最近、沖縄の音楽を
聴きすぎて耳がお祭りモードだからね。
昨日はとどめで古謝さんの特番に見入ってたし。

過ぎ去りぬ

2004年11月8日 日常
今日は普通の一日。

昔の画像診断装置の中の基板設計を調査。
米国人の素人くさい設計。動くのちょいと不思議。
実際よく知っている人だけど、あまりにも偉い人で
周りの米国人もカリスマ的な扱いしていたのが問題
だったんだろうな。初歩的なミスだとは思うけど。

そんなことしながら装置付属のケーブルの値段が適正か
一目瞭然となる資料を作りながら、グループのKくんの
設計デザインレビューに参加。あまりにも彼がぐたぐた
言うので少し切れかかりながら、でも懇切丁寧に
アドバイス。臍曲げられたら大変なので。
でも、人の話をどこまで聞いているか疑問。
もう少し自立してほしいなあ〜!

そのうち携帯にTEL。ボランティアで一緒のMさん。
少し憧れてしまう素敵な人。互いの近況を話しながら、
次回の予定について相談。でも、Mさん来ないのなら
行く気になくなるなあと心の中でつぶやきながら、
<大丈夫>と返事。きっとMさんによく思われたいからね。

といった具合の何の変哲もない一日。

<仕事場で 今日も一日過ぎ去りぬ 銀杏輝く空も見ぬまに>

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